積上げた世界

会社の桜が咲きました。
写真は少し葉が出てきたところの状態です。

なぜか当社のソメイヨシノは、花の色が真っ白で、ひときわ目を引くんですよね。
まるで私の心のようです(笑)

この桜は、会社の事務所がこの場所に引っ越してきたその年に、ガラガラだった空地にポツンと苗木を植えた事がその発端です。

それからもう、かれこれ35年くらい。
今では一際存在感を放つ当社のシンボルツリーに成長しました。

中学生だった私も、いつのまにか50代です。
今では会社の代表として責任ある日々を送っています。

10代後半から20代、30代の全てを、バブル絶頂からの崩壊、そして長い低迷期と共に過ごしてきました。

何もない仕事、日ごとに減っていく資金、24,25歳で会社の舵取りをほぼ任された私には厳しい日々でした。
まあ情緒も不安定になりますよね(笑)

今では笑い話ですが、客観的に見ると、とても危ない状況だったと思います。

ただ、そんな中でも喜びもあり、楽しみもあり、日々自身の思いを経営にぶつける事で、小さな光を見付ける事で、それらを見出していったのかなと感じています。

一貫して抱いていた思いは、社員は一人たりとも見捨てないという思いでした。

造園業、庭職、呼び名は色々ありますが、この職業に就職するという事は、工場社会の浜松において非常に異質で、そのマインドはなかなかに生きにくいモノを持った方が大半かなと感じていました。

その彼らが、肩で風を切りながら愉快に生活できる世界を作る。

その思いだけでやってこれたと感じています。

もちろん、途中で何もかも投げ出したい気持ちに駆られたり、文句しか言わない社員に殺意一歩手前の感情を抱いたり、色々ありました。そういう事は、どの経営者でも当たり前に抱く時期があるのだと思います。

今、私と同じくいわゆる氷河期を何とか命を繋いできた方や、この空前の売り手市場と言われる世の中で、生きにくさを感じている方がいらっしゃったら、私の思い描く世界の実現に力を貸して頂きたいと思います。

まずは、面談でも面接でもなく、とりあえず話をしてみませんか?