地域活動に関する当社の考え方

前回に続き、ローマ時代のエピソードです。

私が好きなローマ時代の人物はアウグストゥスだと前回言いましたが、今度は「好きな」というより、生き方にシンパシーを感じるなと思う人物のご紹介です。名前はシンシナトゥス。(キンキナトゥスとも)

色々経緯があり、農夫として真面目に働いていたシンシナトゥスですが、とある外敵侵略が起こった際、当時政治の中枢を担っていた元老院に頼まれ、シンシナトゥスは「独裁官」という、あらゆる領域に及ぶ強大な権限を有する政務官であり、国家の非常事態に1人だけ任命された、独裁者の語源ともなった地位に就きます。

主に軍隊の人事を刷新し、素早く外敵を降伏・服従させ、戦後に外敵侵略の責任と撃退の功績について評価を下すと、すぐさま独裁官を辞職。わずか16日間の出来事だと言われています。

この話を本で読んだ時に、私の地域活動におけるスタンスと全く一緒だな、と感じたものです。

私は10数名の小さな会社とはいえ、代表を務めていて、そこではローマでいう独裁官のように大きな権限と責任をもって日々仕事をしているので、実際私がコケたら皆コケる形になってしまっています。
とても他の大きな役職にも就いてダブルで大きな権限と責任を負えるような時間も能力も持ち合わせていません。

しかし、私自身が、そして舩越造園が生まれ育まれてきた地元地域に対して、感謝の気持ちも持ち合わせています。
ですから、自ら地域活動での主導的立場を求める事はしませんが、自治会やお祭り連などの要請があり、必要とあれば気持ちよくお引き受けし、全力で取り組み、任期を終えれば即退任する、というスタンスなのです。

当然多くの人の集合体ですので「あいつの後は嫌だ」とか「あいつと一緒はなぁ」とか様々思惑もあるのでしょうが、私自身はそういう事は頭からキレイに無くし、ただ責務の全うのみを目標に、取り組む形を貫いています。

仕事そっちのけで地域活動に勤しむ時間も、あっちもこっちもほどほどに立ち回る器用さも、私は持ち合わせていないので、仕事主軸!地域は付随!家庭は・・・ん?

社長