百見は一行にしかず

実は先日から妻の発熱と次男のインフルエンザ罹患と、家庭内がパニック状態でして、てんてこまいな日常を送っています。

ただ、そんな中でも、普段は家事手伝いを何もしない長男が、どういう訳か頼むと快く家事の手伝いを引き受けてくれています。

まあそこはそれ、普段の積み上げがないものですから、食器洗い一つとっても、満足のいく結果が得られず、こちらとしてはイライラと食器洗いを待ち受けて1個上がれば拭き、また上がれば拭き・・・を繰り返しているのですが、まあそういった事を差し引いても、彼の成長は目覚ましいと言っても良いと感じました。

百聞は一見にしかず。
という言葉がありますが、百見は一行にしかず。というものも結構出回っていて、100回見るより、1回行動した方が遥かに有意義である、という事を伝えているのだと思いまして、それは全くその通りだなと感じるのです。

事実、長男は食器洗いを通じて、何がどこにしまってあるのかを理解する事ができたし、食器を洗う順序を覚え、どこで洗ってどこに入れ、水洗いしたものはどこに置く、という手順も覚えました。それは、キッチンが変わって配置が換わっても、使える経験という名の知識を得たという事です。

この行動によって、彼の成績がグングン上がるかと言えばそうではない訳ですが(笑)
彼の生きていく力、それは自立への一歩、というものを身に付けて言っているのだと感じています。

なーに、やってみれば大した事は無い。
知らなかっただけ、という事は人生の中でゴロゴロあるのですし、気楽に行きたいものです。

社長