我が子ながら(我が子だから?)ゲームで遊ぶのが好きなようでして、兄弟でコントローラーをカチャカチャ夢中で遊んでいます。
で、任天堂Switchというのは親がスマホから色々制限を掛けられるんですね。
なので、そこはそれ妻の権限で彼らのゲーム使用時間を決められているんです。
なんと平日は1日1時間。高橋名人もかくやという程の厳しさで、厳格にルールが決められているのです。
しかも、昔のゲームと違って遠隔タイマーで勝手に電源が落ちるので、プレイ時間の約束を破る事ができない。
ハァ~こりゃ凄いなと割りと他人事で(笑)彼らを見ていました。

しかし、子供というのは逞しいものです。思考もまた柔軟。
彼らは思わず膝を打つゲームプレイ方法を編み出したのです。
皆さんは、マインクラフトというゲームをご存じでしょうか?
世界的に人気の高いゲームでして、今年映画にもなったのでご存じの方も多いかと思います。
あのゲームの面白さのひとつに、同時プレイというものがあります。
1つの世界に複数のプレーヤーがログイン出来て、協力したり、競争したり、ワイワイとゲームをプレイする事ができる機能なんです。
もう、お分かりですよね?
何と子供達は、この同時プレイ機能を利用して、弟のSwitchを2人共同で遊ぶことによってタイマーが切れたら兄のSwitchに乗り換えるというように、2人が2時間づつ遊べるスキームを独自開発したのです(笑)
これには妻も呆れて降参。
私も思わず笑ってしまいました。
でもこれって、とても重要な考え方だなって思うのです。
人は様々な制限の中で生きていて、それは小学生だろうが大人だろうが変わらない。
そのルールの中で、どうやって生きていくのか?どんな価値を大切にして優先順位を付けるのか?
そうやって生きていると思うのですが、最も重要な事は
価値観を実現するためにどんな工夫を「しているのか」
が、一番重要だなと感じるのです。
ルールが悪い、は誰でもいえる。
こういう風にルールを変えないと、は少し頭のいい奴なら言える。
だけど、それを実行に移せるのは本当に稀なのではないかなと今までの経験上強く感じます。
子供も、大人も、自分の前に立ちはだかるルールをどうやって変えるか?
変えずに価値観の実現を最大化するにはどうするか?
そういう事を考え「実行する」という事が人生を変える大きな力になるんじゃないかなと思います。
社長

