NETFLIXというドラマやアニメなどを見放題のサービスに契約していまして、ここで今子供達がハマっているアニメがあります。
ドクター・ストーンというタイトルのアニメーションで「人間が怪しい光によって突如石化してしまった3,700年後の世界で、人間の科学史200万年を一気に駆け上がる冒険譚」です。

※画像はあくまでイメージです。本当はもっとカッコいい(笑)
主人公の男子高校生が、道具も何もかも無くなってしまった自然の世界で、自身の科学知識を駆使しながら仲間を得つつ、その科学を駆使して生活のレベルを上げたり、敵に対抗するための道具や武器を開発したりする様子が、このアニメの醍醐味なのですが、その過程で小学生の息子達でもハッキリとイメージできる科学の面白さが広がっているんですね。
滑車を開発して重いものを持ち上げたり、水車を開発する事で人力に頼っていた重労働が無くなったりと、科学知識が人類にどれだけ寄与しているかを疑似体験によってイメージできる。どうせ見るならこういうものを見て欲しかったのです。
ただし、ここへ至るまでに実に1年の時間を費やしました。
いや、費やしたというより待ちました。
何故かというと、折角科学の面白さを表現しているアニメであっても、子供達の心にシッカリと刺さる時期でないと、興味を持てないからです。
その当時は様々なものに興味が移ったり、ハイキュー!というバレーボールアニメに夢中だったり、彼らの興味を引くものが多すぎて、科学の面白さを表現するという一見引きの弱い感じのアニメは埋没するだろうなと感じていました。
一方、時期を待ってハイキュー!を全て見終わり、少し暇しているなというタイミングで「実は見たいアニメがあってさ・・・」と子供達を巻き込めば、一気に引き込める手応えがありましたし、事実彼らは滑車や水車で生活のクオリティが上がっているシーンを興味を持って食い入るように見てくれたわけです。
これは、仕事でも変わらないと感じていて、どれほど精緻を極めたマニュアル整備や研修カリキュラムを作ったところで、教わる側の「覚えたい」という気持ち無くしては全く効果が無いという事です。
これはどんな事でも全く同じではないかと考えます。
当人の成長への意欲が出るのを我慢強く待ち、多くの事を学びたい意欲がある時に多くの事を伝え、その面白さや醍醐味を体感してもらう。こういう取り組みが、今の押し付けない社会では重要だと考えています。
一方で、いつまで経っても、どこまで行っても意欲がわかない場合は、基礎的な部分は最初に教えるにしても、それ以上の面白さや醍醐味については、いつまでも我慢強く待ち続ける姿勢が大事になります。
「もっと覚えたい」「難しいものにチャレンジしたい」という気持ちに応えられるよう、また「別に成長したくない」「仕事に楽しさは不要」という思いにも応えられる、今の時代の多様化にも対応できるよう社内制度も整えていきたいと考えています。
社長

