大谷石の基礎

先日、ブロック塀の傾きが気になるというお客様から相談を受け、現地調査に行ってきました。

実際、目視でも分かるほどに傾いていて、これは何故なんだろうと思い下を見ると・・・分かりました、原因は基礎部分だったのです。

写真の一番下の段と少し薄い2段目。それと水抜き穴が開いている3段目が素材が違う事が分かりますでしょうか?

下の2段は大谷石という石材で作られていて、その上にコンクリートの壁が乗っているんですね。

ハッキリ言って、危ないです・・・
今すぐにでもこれを全て解体して安全な構造に変えないと、少し大きな地震が直撃したらバターンと壁が倒れる恐れがあります。

何故かというと、大谷石というのはメチャメチャ柔らかい石で、ナイフ程度の刃物でガリガリ削れてしまうような代物なんですね。
おまけに風化しやすく、経年劣化が激しい。一番大事な土台がこんなに風化した大谷石では、ちょっと危険性が高すぎなのです。

とりあえず、その旨をお伝えしましたが、これ、結局会社組織においても同じ事なのかなと思います。

いくら上辺で良い事をいっても、その土台となる実制度や運営実績なんかが伴わないと、ほんとにもろいものです。
砂上の楼閣?とか昔の人は上手い事をいうものですが、まさに足元から崩れてしまうというのは、他の会社さんを見ていてもあるあるなのです。

かくいう当社も、力の入った理念を掲げ、ここまでやってきましたが、そりゃ実力不足な部分も多々ありながら、時に壊滅的な喧嘩別れをしたり、妥協の上に人間関係が成り立っていたり、希望を持って働いてくれていたりと、皆様々ではあります。

それでも、会社組織として強固な土台を作り続ける。
社員が失敗しても何でもないようにリカバリーできる。

そういうものをコツコツと積み上げてきたと自負していますし、これからもそうありたいと願っています。